【職人の独り言】琥珀は大変軽く塩水に浮きます。更に地下に２−４千万年も埋もれていたこともあって、汗や海水などにも極めて強いです。

西欧では琥珀を「１１月の誕生石」とし、特に北欧では１０年目を「琥珀婚」と呼ぶ習わしがあり、また想いを寄せる人に琥珀を贈ると愛が実ると言い伝えられています。

【琥珀職人の独り言】カリビアン·ゴールデン·グリーン·アンバー（黄金緑色琥珀）は１０年前に御目見えした本当に緑色をした琥珀です。　コーパルと呼ばれる淡黄色で透明な若い琥珀（数万年から数百万年前の琥珀の木の樹脂）等をオートクレーブ（特殊な圧力釜）の中で熱処理を施すことにより造り出されますが、淡黄色の透明な琥珀が緑色に変化します。　微小な気泡が特に多い物はスモーク（煙）玉と呼ばれ希少です。　バルト琥珀（３５００万年）と同じ様な硬さと強さを持っており、コーパルの様にアルコール等でも溶けません。